性別 | ♀ |
年齢 | 16歳 |
宮位(みやこくらい) | 九条宮/三ノ位/三之中 |
能力 | 刃神を祀る守護宮「風牙葬々」 |
楓葉に関すること | ・自然を愛する保護家。 ・刀の扱いは達人も認めたほどすごいらしい。 ・侍魂!? |
幻の宮 剣の宮 | 今はなき宮である剣の宮。この宮は当然邪神侵攻によって失われた力であるが、ここの守護神が犠牲になることで邪心の侵攻が収まったという言い伝えがある。 この話をすれば、他の守護神の犠牲が無駄だったのではないかと思うであろう。 結論から言えばその通りになってしまうが、犠牲になった守護神は邪神から世界を守る結界を作るために犠牲になったと言われている。 犠牲になった守護神はそれぞれ邪神が弱い特性に合わせて犠牲になったというが、昔の人がそうやっていたのかは不明である。 ところで、最後の犠牲であった剣の守護神は何をしたのだろうか? 結界を何度もやっても当然邪神もそれに対抗するために強くなっていった。 人々と守護神はこれに何度も悩まされたが、剣の守護神があるときにこう言ったといわれている。 『我は魔を退ける剣なり。我が魔に対抗しうる剣を作りあげようぞ。』 人々や残された守護神は戦えるのなら、と剣の守護神に全てを任せた。 邪神の侵攻に何とか耐えながらも、剣の守護神が剣を作り始めてから5年が経った。 待っていても来なかった剣の守護神の様子を確かめるために、風の守護神と一条家の御子は剣の宮 離宮へと向かった。 宮の中に入ると、そこには4本の刀が置かれているだけで剣の守護神の姿がなかった。 御子たちはそのまま4本の刀を持ち帰り、力を失った四条家、七条家、八条家、九条家に刀を託し共に邪神と戦って追い払ったという。 『我は魔を退ける剣なり。我が魔に対抗しうる剣を作りあげようぞ。』 この言葉は自らの魂を犠牲にする代わりに共に邪心を討つことのできる形を残して去っていった勇気に免じて、九条家は今は誰も住まない剣の宮とその離宮に年に一度はお祈りをささげている。 ちなみに、剣の守護神が消えた時がいつなのかは誰も知らず、御子たちは刀が完成した時だと思い込み、後世に言い伝えている。 |
一言 | 「紀実様に何かありましたら、いくら米斗様でも許しません!」 |